今までに印象に残っている患者さんはいますか?
(平戸さん)私は勤めている病院の隣が歌舞伎町なので、全身刺青の人とかよくいますね。MRI撮るときは刺青が発熱するので、「大丈夫ですか?」とか聞かなきゃいけないですね。「何回もやっているから大丈夫!!」みたいな感じで優しくおっしゃられますね(笑)
就職して、就職前の想定範囲内だったこと、想定外だったことを教えてください。
(平戸さん)想定内というか、今は新人だからかもしれないですけど、検査が終わればちゃんと仕事が終わるってことはいいですよね。
想定外なことは、MRI検査では、患者さんとコミュニケーションをしっかりとって撮像しなくちゃいけないんだと感じた事です。
(大柴さん)オーダーが出てそれの通りに撮影するのは想定通りだったんですけど、この検査必要?みたいなオーダーのとかもあったりしたのは想定外でしたね。
(平戸さん)たまにオーダーの間違いがあったりするんですが、それを指摘しないと怒られます。
画像処理と撮影ってどのくらいの時間の割合なんですか?
(大柴さん)うちは撮影する人と、画像処理する人が分かれていて交代でやっています。
MRIやCTもそうですか?
(大柴さん)CTの場合は二人一組で、一人がずっと撮影回して、もう一人が3Dの画像を作っています。早い人だと1時間あれば作っちゃいますね。
(平戸さん)私の病院はポジショニングの人と、撮影する人と、画像作る人がいます。
(大柴さん)ポジショニングの人、楽じゃない(笑)?
尊敬できる上司はいますか?またはその逆もありますか?
(大柴さん)「どうやって撮ったらもっとよく撮れるか」などよく考えている先輩がいるんですけど、すごく尊敬できます。イケメンですし。(笑)
(平戸さん)人によって指示が違うんですよね。ですので、中間の案を採用したりすることもありますが、基本的にはその場の先輩の意見にいつも従っています。
大柴さんに聞きたいのですが、東京で就職したいと思ったことはありますか?
(大柴さん)ないですね。東京の人混みがダメで。
平戸さんが初めてもらったお給料とその使い道を教えてください。
(平戸さん)20万弱くらいだったと思います。でも私、非常勤で給料が後払いなので最初の月は給料が出なかったんですよ!実家暮らしだからよかったけど他の人は死にそうになっていました!(笑)
最初の給料で家族をご飯に連れて行きました。美味しいお店でした。
国立の病院は面接のほかに試験はありますか?
(平戸さん)あります。国立の病院は、関東甲信越共通の国家試験を簡単にしたような筆記試験があってそのあとに面接があり、それで合否が決まる感じです。
昼休憩はどのくらいありますか?
(大柴さん)私は45分です。
(平戸さん)1時間です。でも5分前に戻ってこないと遅刻になるんです。
学生時代にやっておいた方がいいことを聞かせてください。
(大柴さん)遊んでおいたほうがいいです(笑)。
(平戸さん)旅行!海外に行っておいたほうがいいです!